自動車事故の原因は○○!事故る確率をゼロにするための具体的な5つの方法。

自動車の運転事故は限りなく減らすことができる

皆さん、車乗ってますか?安全運転していますか?

もし免許を取ったばかりの人なら、これから始まるカーライフにワクワクしているのではないでしょうか。

ただ車の運転は楽しいですが、事故などの危険性も同時に隣り合わせです。
できれば一生事故とは無縁でいたいものですよね。

事故って言っても、人と接触するなどの重大な事故から、軽くガードレールに当ててしまったなどの軽いものまで様々です。

何を隠そう、僕は免許取ってから15年以上が経ちますが、これまで交通事故を起こしたことは一度もありません。
決してペーパードライバーではなく、結構頻繁に乗っていますよ。
週末は必ず車で出かけますし、今は通勤で毎日使っています。

あ、でももらい事故?みたいなのは1度だけありましたね。
信号待ちしてたら、後ろからクリープ現象で前進してきた車にコツンと軽~く当てられたことがありました。
過失割合でいうと基本的には100:0、こちらには過失が全くないケースです。

これは限りなく防ぎようのない事故ですが、世の中の事故の大半は少し気をつければ防げるんじゃないの?なんて思ったりします。

自分の心がけ次第では、ゼロとまでは言いませんが事故を起こす確率を確実に下げることが可能です。

ということで15年間ほぼ無事故(残念ながら無違反ではない)の僕が、自動車事故を限りなくゼロに近づける運転術を具体的にまとめてみたいと思います。

1.スピードに気をつける

何言ってんだこいつ、と思われましたか?

スピードに気をつけるなんて当たり前だろ!そりゃそうです。
でもこれには2つの意味合いがあって、まずは当然スピードを出しすぎないこと

スピードを出しすぎると、前方で通行人の飛び出しなどがあって危険を予測した際、停止距離(ブレーキを踏んでから停止するまでの距離)が長くなるので、その分事故になる確率は高くなります。
見通しが悪い交差点などでは特にスピードを落として、周りの安全を確認したうえで走行しましょう。

そしてもう一つの意味は、スピードを落としすぎないことです。

出しすぎ注意とは正反対のことなので「え?」と思った方もいるかもしれませんが、実は逆にスピードを落としすぎても、事故を招く危険性が高くなったりします

例えば高速道路やバイパスなどで本線に合流する時。
たまに見かけませんか?ウィンカーを出しつつもじもじしながら、合流しにくそうにしている車。

あれは本線を走っている車からすると結構危ないです。なんか緊張します。

入って来るのか?来ないのか?
自分はスピードを落とすべきなのか?上げるべきなのか?

向こうが何をしたいのか分からないので、入れてあげるにもあげられない感じ。

一方、そのもじもじ君の心理としては、基本にあるのは恐怖心でしょう。
あと、できるだけ相手に迷惑を掛けないようしようって気持ちが強すぎて、タイミングを計り過ぎている。
結果、スピードを上げられず合流し損ねているってパターンが多いのではないでしょうか。

当然、スピードというのは二つのスピードの差が大きければ大きいほど早く感じます。
逆に言えば、どんなにスピードが出ていても2つの対象物が出す速度が同じであれば、体感としてはスピードはゼロなわけです。

特に初心者ドライバーであれば、合流は慣れるまで恐怖心があると思いますが、スピードの落としすぎは逆に危険になるってことを頭に置いて、速度にメリハリをつけることを意識しましょう。

2.バックミラーを見過ぎない

初心者や運転に自信のない人ほど、バックミラーをチラチラと見がちです。

自分がちゃんと流れに乗れているか、煽ってくる車はいないか・・・。
後ろが気になるのは分かりますが、バックミラーを見過ぎるのは前方が疎かになり危険です。
それでヒヤッとしたこと、誰しもが一度は経験あるのではないでしょうか?

てか実際に車で走ってる時、バックミラーってあまり必要がないと思うんですよねー。
真っすぐ走行中に後ろを見ても何もいいことないです。

だって、もし煽ってきている車がいたとしても、前が詰まってたらどうしようもないですからね。
どうしようもできないのに、バックミラーが必要以上に気になってしまっては事故の確率が上がるだけです。

なので僕は必要な時以外はバックミラーの角度を少し上にあげて、運転席から後が見えにくいようにしています。
不必要な「バックミラーチラチラ」をしてしまわないよう工夫しているんですね。

ただし、ミラーを完全に上にあげてしまうといざという時対応できないので、運転席からバックミラーで後を見た時に、リアウィンドウ下半分が隠れるくらいに調節。
こうすることで通常時はほとんど後ろが見えないので、不必要に気にすることも少なくなります。

車線変更の際は少し背中を伸ばして上体を起こすことで後の様子は確認できますし、バック入庫などの際はミラーを下げれば後が完全に見えるようになります。

あくまで自己責任にはなりますが、いつも後ろが気になって運転に集中しにくい人は参考にしてみてください。

3.前もってウィンカーを出す

交差点などの角を曲がる時、ウィンカーを曲がる直前で出すのではなく前もって出すというのは教習所でも習うと思います。
曲がる角の30m手前でウィンカーを出しましょう、っていうのを覚えている人も多いのではないでしょうか。

車線を変更をする際でも、ウィンカーを早めに出した方が接触する確率はぐっと下がります。

たまにウィンカーを出すと同時にピュッと車線変更して前に割り込んでくる車がいますが、あれはとても危険です。
あれではウィンカーを出す意味がないですよね。

入られた車からしてみれば、予測することなくいきなり車が入ってくることになりますので、ぶつからないようただただ減速することくらいしかできません。
入ってこようとした車が目測を誤っていれば接触事故に繋がる場合もあります。

というか、もしそこまで危険ではなかったにせよ、急に入られた方としては気分がいいものではありません。
「最初から割り込む気満々やん!」みたいな。
できれば「入っていいですよね?」とお伺いを立ててもらえれば、こちらとしても気分よく前を譲ってあげることができます。

その「お伺いを立てる」のが、前もってウィンカーを出す事なんですよね。

通常、斜め前の車がウィンカーを出し始めたら、後方の車はそちらに注意がいきます。
それを見た車は、減速したりそれ以上スピードを上げることをやめたりして入れるようにしてくれると思いますが、中には「俺の前に入るな!」と言わんばかりに詰めてくる車も少なからずいます。

相手がどっちのタイプであれ、結果としてこれで相手の意思を確認することができたわけです。
前もってウィンカーを出し、相手が入れてくれそうなら入ればいいし、詰めてくるタイプなら自分がその後方に入ればいいんです。

前もってウィンカーを出さずにピュッと入ろうとすれば、相手の意志を確かめることなく入ることになるので大変危険です。
詰めてくるタイプの車の前にピュッと入れば、もしかしたら逆恨みされてトラブルに繋がる可能性もあります。

車の運転は相手の意志が分かりにくく、どうしてもコミュニケーションが取りづらいもの。

ウィンカーを有効に使うことで、事故の確率を下げることが大切です。

4.「止まれ」がない場所こそ気をつける

住宅地など細い道路を走っていると、交差点には必ず「止まれ」の標識があります。

なぜなら、いちいち交差点ごとに信号機を設置してたらきりないですからね。
細い方の道路に「止まれ」をつけることで、大きい方の道が優先ですよということを示しているわけです。

ただこれ、実際車で走ってると「止まれ」なのに止まってない車って結構いるんですよね。
ちゃんと意味があるから「止まれ」と書いているのに、あまり意識してないのかほとんど停止せずそのまま走り抜けていっちゃったり。

なので、自分が「止まれ」で止まるのはもちろんなのですが、「止まれ」がなくても見通しの悪い交差点では要注意です。
上のような止まらない車が進入してくる可能性は十分あります。

一時停止とまでは言いませんが、「止まれ」がないからと何も考えず走行するのではなく、常に周りの状況を確認して走ると事故を未然に防ぐことができます。

5.黄色車線でも車線変更する車は多い

車線にも色々種類があるのを知っていると思います。
そんな中でも黄色(オレンジ色)の車線ってありますよね、あれが結構曲者でして。

ルールとしては、黄色車線は車線変更禁止です。
坂道やトンネル内、交差点の直前など、みだりに車線変更すると危険な場所に多いです。

これ、僕が思う「軽んじられている交通規則たち」の内の一つですね。
さっきの「止まれ」もそうですが、この黄色車線については軽んじられているレベルでは更に上をいっているのではないでしょうか。

何を隠そう、この僕も以前まではほとんどこの黄色車線を意識せずに運転していました。
今はそんなことありませんが、当時同乗者に指摘されるまではお構いなしに車線変更してましたねー。今思えば大変危険です。

何が危険かというと、この黄色車線の区間は周りの車があまり他の車に気を配っていません。

これが普通の車線だと多かれ少なかれ、隣の車線にいる車に注意を払っていると思うんですね。
斜め前方にいる車に対して「もしかしたら車線変更してくるかも」なんて。

でも、黄色車線区間だとそういった気持ちがどうしても薄れがち。
ここは車線変更禁止だから割り込んでくる車はないだろう、なんて無意識に思ってしまってる傾向にあるんですよね。

それこそが落とし穴、まさに事故につながるポイントです。

前述のとおり、黄色車線にもかかわらず車線変更する車は結構います。

黄色車線を軽んじている側としては「まさかこんなことで捕まらないだろう」なんて確信犯もいるでしょうし、以前の僕のように単に意識すらしてない人もいるはず。

そんな軽んじられている規則だからこそ、ちゃんと守っている側としてはいっそう気をつける必要があると言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで書いて改めて気づきましたが、事故はやはり「過信」が原因なんだと思います。

・ここで人はこないだろう

・相手はきっと譲ってくれるだろう

根拠のない思い込みが事故を招きます。

自分本位に思い込むのではなく、

・ここで人がくるかもしれない

・相手は譲ってくれないかもしれない(だからよく確認しよう)

といった考えで運転すれば、自ずと事故の確率は減らせることができるのではないでしょうか。

本記事があなたの安全運転の役に立てば幸いです!

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