皆さん、文鳥は好きですか?
僕は大好きです。犬とか猫は飼ったことないですが、実家にいた時はずっと文鳥を飼ってました。
10月24日は文鳥の日
何やら文鳥の日ってのがあるみたいですね。
10月24日の今日がその日だそうです。
「手に(10=テンと2)幸せ(4)」の語呂合わせで、2005年に制定されたとのこと。
かなり無理やり感がありますが(笑)、作った人の文鳥に対する愛情が感じられますね。
なんとか文鳥の日を作りたい!って気持ちで、いろいろ語呂合わせできるパターンを探したのでしょうねー。
手に乗った文鳥は本当にかわいいですからね。
文鳥の種類
一口に文鳥って言っても、結構いろんな種類があるみたいです。
一番オーソドックスなのは、ノーマル文鳥です。
全体がグレーで頭としっぽが黒色、頬っぺたの周りが白色のやつです。
文鳥といえばこれを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
また、この種類の中でも羽などに桜の花びらのような模様があるのを桜文鳥と言います。
厳密に言うと、本当のノーマルなやつは減ってきているみたいで、この色使いの文鳥は大抵桜文鳥だったりします。
真っ白の白文鳥もよく見かけますね。
ネットでたまに見かけるかわいい文鳥特集とかだとこの種類が多い気がします。
僕が飼ってたのもこの白文鳥でした。
他にも調べてみると、薄茶色のシナモン文鳥とか銀色っぽいシルバー文鳥なんてのもいるらしいです。
他にもいるので気になる人は調べてみてください。僕は見たことないですねー。
今度ペットショップに行ったら見てみようと思います。
文鳥の気になるあれこれ
そんな文鳥について、10以上年飼ったことのある僕がいろいろ書いてみたいと思います。
平均寿命は7年くらい
なんか小さいし弱そうなので、早く死んじゃいそうですよね。
でも実はかなり寿命は長いんです。
実際、自分の飼ってた文鳥は12年生きました。
平均は7年くらいと言われているので、かなり長生きでしたね。
最後の方は老化なのか満足に飛べず、羽ばたいたとしても床すれすれを低空飛行。
ちょっと動いただけでもくちばしをパカっと開けてかわいそうになるくらいハァハァいっていました。
片目は白内障っぽく濁り、ほとんど見えてなかったようですが、それでも最後まで家族を癒してくれていました。
ただし、うちの場合は最初は4匹だったんですよ。
雛の時にペットショップで買ってきたんですけど、途中で他の子たちは死んじゃいました。
その3匹はみんな寿命より早かったので、やっぱり個体差があるのかもしれませんね。
長生きさせるコツ
うちの文鳥は12年生きましたが、何か秘訣があったかと言われると、もしかしたら以下のようなことがよかったのかもしれません。
・適度に刺激を与える
・エサを1種類に限定しない
・カゴの中をキレイにし過ぎない
・規則正しい生活
後で詳しく書きますが、うちのは結構怒りっぽい性格でした。
それを面白がって、わざと怒らせたりして遊ぶ、ちょっと特殊なコミュニケーションを取ってたので、もしかしたらそういった刺激が逆に生命力を上げる要因になっていたのかもしれないと、今になって思ったりもします。
・・・完全に思い込みの可能性もありますが(笑)
また、エサについて言うとうちの場合は結構いろんな種類のものを食べていました。
普通のやつと、野菜っぽいカラフルなやつ、あとカルシウムを強化する的なやつも同時にゲージ内に設置していました。
やはり人間と同じで食生活のバランスが大事だったりするのでしょうか。
あとゲージ内の環境ですが、うちのはお世辞にもキレイとは言い難い状態でしたね(笑)
巣の真下にはフンで積み上げられたタワーみたいになってましたし、エサのカラも床1面に絨毯を敷いたかのように層になっていました。
あまりに汚すぎるのもどうかと思いますが、キレイにし過ぎても免疫をつけるという意味ではやはり良くなかったりするのかもしれません。
まあこれは完全に飼い主がだらしないだけなんですけどね(笑)
最後に生活サイクルですが、うちのは毎晩決まった時間になるとカゴに布をかぶせてあげて、誰もいない暗い部屋に移動してあげていました。
家族は割と遅くまで起きているので、それに合わせて電気のついた明るい部屋に夜中まで置いておくのがかわいそうだったからです。
うちのはカゴを可動式のワゴンに乗せていたので、部屋間の移動も比較的楽でしたね。
朝になって明るくなると、またみんなのいるリビングに持ってきて布を取ってあげます。
10数年間、何気なくこういう暮らしをしていましたが、今になって考えるとこういう細かいことが良かったりもしたのかなーなんて思います。
手乗りにするには
文鳥って手に乗ったりして人に慣れてるイメージがありますけど、仲良くなるには雛から育てた方がいいです。
最初に4匹がうちに来たときも雛でした。
子どもの頃だったので正直あんまり覚えていないのですが、お湯でふやかしたエサをスポイトで与えてた覚えがあります。直接口に入れるやつ。
みんな口を開けてぴーぴー言ってたのを覚えています。
そうやって親鳥の代わりにエサをやって慣らしていくと、飛ぶようになった時もめっちゃなつきます。
肩にも乗ってくるし、人差し指に乗ってこっちを見てきたりします。
嫌われるととことん懐かなくなる
ただし、嫌われると乗ってくれなくなることもあるので注意です。
これはブログとかで自分の文鳥を紹介している、いわゆる文鳥マニアでも知らないかもしれないですね。
なんで僕がそんなこと知ってるかというと、自分が嫌われた経験があるからです(笑)。
小学校低学年で好奇心旺盛だった僕は、文鳥がかわいすぎるあまりいじり倒していたんですよ。
例えば、キャッチボールみたいにして投げてもちゃんと飛ぶのか実験したり、口に文鳥を含んで閉じてみたり(笑)
そりゃ嫌われますよね。・・・愛好家に怒られちゃいそうですね。
親がちゃんと慣らして家族分け隔てなく接してくれていた文鳥ちゃんでしたが、いつしか僕のことを恐れるようになりました。
慣らすのはひと苦労ですけど、嫌われるのはすぐだなーと思いますね。
その後、信頼を回復させるのに結構時間かかりました。
ふつうは大丈夫だと思いますが、気を付けたいところではあります。
文鳥は芸もするかしこい鳥
文鳥は頭のいい鳥です。教えれば芸をしたりします。
うちのがしてたのは、口笛を吹いて呼び寄せるというもの。
部屋のどこにいてもピーっと口笛を吹けば、ひらひらと飛んできて肩に乗ってきます。
思い出すだけでもかわいいですねー。
リズムに乗って踊ったりもしましたよ。
手を上下させて目の前で見せると、それに合わせてピョコピョコと跳ねたりします。
他にもお口の掃除をしてくれたりもしました。これはもしかしたらうちだけかも?
肩に乗ってるときに、僕が顔を向けて口を「いーっ」として歯を見せるじゃないですか。
すると歯と歯の間をくちばしをでつついてくるんですよ。
最初は歯垢を取ってくれているのだと思ってえらいねーなんて声かけてたんですが、よくよく観察するとどうやら唾液を吸ってたみたいですね(笑)水分補給してたんです。
親からは「お互い汚いからやめとき」と言われてました。
そりゃそうだ。
文鳥あるある
・爪が伸びがち
ほっとくと爪がめっちゃ伸びます。
そりゃ生き物だから当然ですね。文鳥のつめは細いです。
途中まで血管が通ってるので、切る時は注意が必要です。
だからめんどくて放置になりがちです。
マメに切らないと布とかに引っかかったりするので危ないです。
・羽が伸びがち
一応、室内で飼うときは羽を切るように勧める人も多いです。
飛べるか飛べないかくらいに短くしておくと、びゅんびゅん飛び回ることがありません。
せまい部屋だと危険ですしね。
あと万が一外に出ちゃっても捕まえやすいです。
でもそんなことは最初だけですぐ切るの忘れちゃいます。
だってかわいそうじゃないですか。自由にさせてあげたいじゃないですか。
もし切るときはちゃんと本などを見て正しく行いましょうね。
・くちばしの横に変な歯みたいなのが現れる
なんというか、くちばしの一部が異様に成長するんですよ。
あれなんなんでしょうね?くちばしの横あたりに、うすい殻で出来たようなのが伸びてくる。くちばしの外側にできるので別にエサを食べるのに困ったりはしないんですが、なんであんなのが出来るのか不思議ですね。
いつも気が付いたら取れて無くなってました。
・ふくふくする
寝る時とか羽を膨らませてふくふくします。
これが大福と言われるゆえんですね。白文鳥ならリアル大福です。
・片足で寝る
これって大抵の鳥がそうですかね。寝る時は一本足で寝ます。
止まり木でゆらゆらしながら目をつぶっています。
よく観察すると、片方の足は羽毛の中に収納して全く見えません。
器用に折り曲げて1本に見せています。あれってなんなんでしょうね?
2本の方が安定するだろうに。インドの修行僧でいそうですよね。
最後に
昔を思い出しながら書いていると懐かしすぎて泣きそうです。
自分の子どもがもう少し大きくなったら飼ってみようかな、文鳥。
今度は嫌われないように愛情たっぷりで育ててあげるからね!