メンタリストDaigoの本の感想!じゃんけん必勝の心理テクニックも

突然ですが、心理テクニックに興味はありますか?
心理テクニックっていうとまず思い浮かぶのは、メンタリストのDaigoさんとかですかね。

一時期テレビでよくパフォーマンスしてました。何個か色の違うボールの中から1つ取らせて、その取った色を見ずに当てるといったやつですね。

あらかじめ仕込んだタネによって不思議なことをするマジックとは違って、メンタリストは人の心理を読むテクニックです。なので、当てるというより、誘導しているといった方がよさそうです。

思い通りの色のボールを取らせるために、メンタリストは取る人に話しかけたりして誘導します。これが心理テクニックですね。

ボールの色を当てるのはほんの一例として、他にも心理テクニックは無数にあります。これを応用すれば人をどんな場面でも思い通りに操ることができますので、日常で自由に使えるようになればそれこそ自分の人生もある程度思い通りになるのではないでしょうか。

ってことで、人を操ってイイ思いをしたい僕は、さっそくメンタリストDaigoさんの本を読んでみました。

どうやらいっぱい本出しているみたいですねー。
「人を操る文章術」とか「就職心理戦略」といった専門性のありそうなやつは今回はパス。あくまでライトで一般的なやつはないかな・・・ってことで適当にチョイスしたのがこちら。


ワンコイン心理術 (PHP文庫)

「ワンコイン」ってのがいいね!僕は大好きです。
480円とか中途半端な数よりむしろ500円ワンコインとした方が売れそうな気がする。

・・・あ、もしかしてこれも心理テクニック!?
キャッチコピーには「500円で人のこころをつかむ心理学」ですって。

内容としては「快適な人間関係」「相手との信頼関係」を築くためのテクニックが全部で50個解説されています。ビジネスで使えそうなのもちらほらあります。

その中でも一番普遍的というか、心理テクニックのキモみたいなのを端的に表してるなーというのを参考までにご紹介します。

あなたも使ったことあるかも!?「ドア・イン・ザ・フェイステクニック」

もしかすると、あなたも無意識に使ったことがあるかもしれませんね。

このテクニック使えば、人に何かをお願いしたい時、相手から受けてもらえる確率をぐっと上げることができます。

方法は簡単です。それはまずハードルの高いお願いをして、その次に本来のお願いをするというものです。

例えば、同僚に企画書を手伝ってほしいとします。
あなたはその内の他社事例のパートを部下に任せたいと考えています。でも同僚も忙しそうだし、断られる可能性もある。そこであなたはあえてハードルの高いお願いをするのです。

「ごめん、企画書手伝ってくれないかな?導入部分と、マーケティング部分、それに他社事例の部分を作ってほしいんだけど・・・」

そんなに盛りだくさん頼まれても・・・案の定、忙しい同僚には断られてしまいました。
そこですかさず、本来お願いしたかったことを依頼します。

「じゃあさ、せめて他社事例のとこだけでもお願いできないかな?」

すると同僚は「わかったよ、それだけなら何とかするよ」と、すんなり受けてくれました。

なぜこんなことになるかというと、要は相手に「譲歩を引き出せた」と思わせられるからです。相手からすれば、最初のハードルの高い依頼から少しハードルを下げた内容にすることができたので、自分で選んで譲歩させることができたと自分を納得させることができるのです。

この方法は営業マンとかなら結構当たり前のように使ってるかもしれませんね。商品を売る時、まずは高めの価格を提示しておいてそこから下げていくっていう。

もちろん営業マンじゃなくても、普通に家電とか買い物する時でも使えますよ。店員に「これどこまで安くなります?」って聞くんじゃなくて、最初に「この値段はさすがにありえないだろうな」ってくらいの安値をこちらから言っておいて、最終的に本来望んでいた値段にもっていく方法ですね。

このテクニックのポイントは、ハードルの高いお願いをするときはあくまで「ちょっと無理かな?」程度に抑えておくことです。あまりに途方もない依頼なら怪しまれる可能性がありますし、断られた時に「そりゃまあそうだろうな」って雰囲気がどうしても出てしまいます。

あくまで程よい高さのハードルを設定しておくことで、自分でも「もしかしたらいけるかも」と思っている分、断られた時にリアルながっかり感を出すことができ、本命の依頼を受けてもらえる確率もさらに上げる事ができそうです。

必勝!?じゃんけんに勝つ方法

次にご紹介するのは、じゃんけん必勝法です。

じゃんけんは強い方ですか?僕は弱いです。クソ弱いです。強い人って本当に強いですよね。あれ運だと思ってたんですけど、Daigoさんに言わせれば、心理テクニックを使えば勝率を上げることは可能だそうです。

そのテクニックとは、これまた単純なんですが、じゃんけんの前にさりげなくグーの形を相手に見せておくと、その後本番で相手がグーを出す確率が上がるそうです。同じ要領で、じゃんけんの前にさりげなく指を立てて見せたりすると、その後相手はチョキを出す確率が上がるとか。

でも、どうやってさりげなくグーの形を見せればいいんでしょうか?きっとあくまで「さりげなく」が重要なんでしょうね。無意識に刷り込むために。

よくある「俺、グー出すからな!」とか言って最初からグー出しておくやつとは全く違うんでしょうね。

今思いつきましたが、相手の顔の前で「シュッ!シュッ!」とか言いながらジャブを打つ真似をするのはどうでしょうか?これで刷り込まれるでしょうか。相手が目上の人とかだとじゃんけんどころの話じゃなくなりそうですけど・・。

一方、チョキの方はまだやりやすそうですね。
指を立てて鼻とかをかけばいいと思いますよ。もしくは口に当てて「しーっ」ってやるとか。お静かにー!って感じで。元々静かだと使えないですし、そもそもなんでじゃんけんするのに静かにしなきゃいけないんだって話もありますが。

カギは人の「無意識」につけこむ

いやー、でもこのじゃんけんテクニック理論がもしも本当だとするなら、人っていうのは結構簡単に無意識で刷り込まれるちゃうものなんですねー。

サブリミナル効果とかってあるじゃないですか、映像の中に人が意識できないくらいの速さで何かの画像を混ぜ込むってやつ。あんなの本当に効果あんのかな?って思ってましたけど、心理テクニック的には意外と常識なのかもしれないですね。

独自の理論もプラスしてみた

ここまでがDaigoさんテクニックなんですが、さらに勝率を上げるべく私独自のじゃんけん理論をプラスしてみましょう。

それは「人はじゃんけんの一発目にチョキはあまり出さない」ということです。

これはもうほぼ確実です。
じゃんけんする機会があったら意識的に観察してみてください。一発目ってチョキはなかなか出ないですよ。

で、これは私の推測なんですが、おそらくチョキっていうのは手で作るのにひと手間かかるから、他のグーとパーに比べて出しにくいのではないでしょうか。

パーなら手を広げるだけだし、グーなら手を閉じるだけです。でもチョキとなると、一部の指は曲げて一部は伸ばして・・・ってなると、無意識的に避けたがる傾向にあるのでは。

なので上記のテクニックと組み合わせると、基本グーかパーで勝負することになり、そのどっちが強いかというとパーなので相手にはグーを出させれいいわけです。

となると、じゃんけんの前に顔の前でジャブ作戦が一番いいということになりますね。
シュッ!シュッ!これでじゃんけん対策は完璧ですね。

ぜひあなたも意識的にこれらのテクニックを使って、交渉事・勝負ごとを有利に進めてみてください!

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