【初心者向け】ロック歴20年の僕が邦楽ロックのおすすめをご紹介!

nagashiuchiです。

いきなりですが、僕はロックが大好きです!
中高生の頃からロックに目覚め、気づけば20年以上ロックを追っかけ続けています。

これまで買い漁ったCDも数え切れないほどです。
全部がロックではないですけど、手放したものを合わせると今まで1000枚以上は余裕で購入しています。
ギターもヘタクソですが少しは弾いたりします(ゾウさんギターしか持ってませんが・・・)。

そんなロック好きの僕が、おすすめのロックを紹介していくこの企画。
今回はこれまでの人生で衝撃を受けた邦楽ロックを、少しの説明とともに次々に紹介していきたいと思います。
いや、ほんとこのアーティストたちを今から新しく知ることができる人がめちゃくちゃうらやましい!
僕が初めて聴いた時のあの衝撃を、あなたにも同じように味わってほしいなーなんて思ってますよ。

内容的には、見る人が見ると「ベタやなー」って感じの曲・アーティストもあるにはあるはず。
でもそこはひねくれ者の僕なので、決して「ド定番」ばかりにならないようにしています。

「アーティスト名は聞いたことあったけど、こんないい曲あったんだ!?」

そう思ってもらうのが今回の裏テーマと言ってもいいかもしれません。
もちろんアーティスト名すら知らない人でも、純粋に楽しめる内容になっています。

とまあエラそうに前フリしてみましたが、正直に言うと僕はロックは好きですけど、楽器についてはそこまで詳しくありません。
ギターの種類とかエフェクターがどうとか、ベースの奏法とか、ドラムの手数がどうとかそういうのはほとんど分からないタイプの人です。

つまり、僕がロックをいいと思うか悪いと思うかは感覚です。

なので説明はあまり中身がないので期待しないように!(笑)

まあそれでも、これからロックを聴いてみたいって人とか、それなりにロックは聴いて来たけど何か新しいのを探しているって人にとってはそれなりに需要はあるかと思います。
音楽ってほんと自分が思っている以上に世の中にはたくさんありますもんね。
大体聞き漁ったつもりでいても、まだまだ聴いてないロックは無数に存在するはずです。

尚、今回はアルバム単位ではなく曲単位で紹介してみます。
いやー、アルバムか曲かで迷ったんですけどねー。
でもアルバム単位だと1枚について語ることがどうしても多くなりますよね。
新しいロックを探している人にとっては、なるべく多くの曲を紹介した方がありがたいかなと思ったので、今回は曲単位でいきたいと思います。

紹介する方法ですが、アーティストごとに分けて紹介します。
僕の中でロック殿堂入りしている人たちばかり集めています。
特に1アーティストにつき1曲とかは決めてません。
紹介したい曲がたくさんある場合は何曲も貼っていますのであしからず!

YOUTUBEにある曲についてはその動画を貼っています。
同時にその曲が含まれているアルバムもamazonのリンクで紹介しますので、買ったり借りたりする時は参考にしてくださいね。

それでは、皆さん。
キープオンロッキン!!!!!!!!

くるり

くるり

くるり!・・・くるり?
なんだかヘンテコな名前ですね。
僕もこのバンド名のせいで最初ずっと聴かず嫌いしてましたw

というか、くるりの認知度ってどんなもんなんでしょうか?
今でこそテレビとかでも彼らの曲を耳にする機会は増えましたけど、あいかわらずメディア露出は少ないバンドなんですよね。
もう20年くらいやってるバンドですが、知名度で言うとそれほどかもしれません。
でも変わったバンド名なので、音楽をある程度聴く人なら名前くらいは知ってるはず・・・ですよね?

くるりって時期によって音楽性が全然違うバンドなんです。
これまで何度もメンバーチェンジを繰り返してきたりしてます。

デビュー当時は叙情的なオルタナティブロックって感じでしたが、ダンスミュージックになったり、ラップしてみたり、オーケストラアレンジしたり、王道ポップスになったり。
ちなみに上の画像は一番初期のメンバー時のものです。

ちなみにこれから紹介する僕が好きな曲は、そんなくるりの歴史の中でも大体が初期~中期のものです。
僕的には最近のはどうも毒がなくて物足りないんですよねー。
ロックっていう目で見ると、やっぱりどうしようもない感じだったり、切なさだったり、若さや青さとかってのは絶対必要だと思うので・・・。

とまあゴタクはこれくらいにして、僕が好きなくるりの名曲をご紹介したいと思います。

『ばらの花』

すみませんがこの動画では最初の1分半しか聴けません。
他も探したんですが音の悪いライブバージョンとかしかなかった・・・。
でも、最初の30秒を聴けば多分この曲の世界観は伝わると思います。
イントロ聴いてピンと来なかったら、多分フルバージョンで聴いてもそこまで響かないかもしれません。

逆にこの短い時間の動画で心がざわついた人は、どんな手段でもいいのでフルで聴いてみてください。

そこまで難しいことはしてない(はず)のに、ここまで切なさを感じるロックは他にないです。
歌詞は初期のくるりらしく、意味が分かるようで微妙に分からない歌詞。
聴く人によってどのようにも深読みさせるのはひと昔前のスピッツに通じるものがありますが、こちらの方がやや現実的でしょうか。
これは僕は別れの歌だと思いますけど、あなたにはどう映るでしょうか?

要所で聴こえる繰り返しのピアノがこの曲の雰囲気を決定づけてますね。
コーラスで聞こえてくる女性の声は、元スーパーカーのフルカワミキというのは有名な話です。

『ハイウェイ』

この動画も途中までしか聴けません。
ですがこちらも同じくイントロがほぼ全てを語っています。
アコギを加えた爽やかなロックサウンドが響いています。

シンプルな構成なのに、ここまで「自由さ」を感じさせるロックを僕は知りません。
どこまでも突き抜けた青空の下、何も考えずに車を走らせる。
そんな光景が目に浮かぶようです。

この曲は映画『ジョゼと虎と魚たち』の主題歌。
僕はこの映画も繰り返し観ているくらい大好きです。
PVに出ているのは映画の主人公を演じた妻夫木クン。
この映画はくるりが音楽を全編プロデュースしたことでも当時話題になりました。

ワールズエンド・スーパーノヴァ

この曲も途中までしか聴けま(ry
最初のサビまではすべて聴けるので、この動画でも曲調は十分伝わるはず。

上の2曲とは違った四つ打ちダンスサウンドとなっています。
何がいいって、まあ聴けばわかると思いますが単純にかっこいいです。
カラダ全体で感じる類のかっこよさとでもいいましょうか。
とにかくかっこいい。

でも「俺たちかっこいいだろー」って感じではなく、あくまでクールなかっこよさ。
明るくポジティブな雰囲気はなく、どこにもいけない、未来もない、閉塞感漂う、みたいなかっこよさ。
無機質なのにかっこいい。
もしCDなり音源なり手に入れたら、ヘッドホンで堪能してみてください。
軽くトベます。

あと余談ですが、accessの「Silver Heart」という曲に似てるなーと思うのは・・・多分僕だけですね。

thee michelle gun elephant
(ミッシェル・ガン・エレファント)

thee michelle gun elephant

伝説的なバンド、通称ミッシェル。
既に解散してしまってますが、ボーカルのチバ氏とドラムのクハラ氏は今もthe birthdayというバンドで活動しています。
残念ながらギターのアベ氏は10年ほど前に亡くなっているので、正規のメンバーでの再結成は叶わぬ夢となってしまいました。

フジロック中断事件、ミュージックステーションのタトゥー事件など、今も語り継がれる逸話が多いのも彼らが伝説とされている要素になってます。

彼らを知ったのは、僕が高校生の時。
真っ黒なスーツにサングラスでクールにきめた男たちに、僕の心は一瞬で持ってかれましたね。
当時ケーブルテレビで見てたスペースシャワーTVで「スモーキンビリー」を聴いて、自分の中での「カッコイイ」が決まった気がしました。

その後CDアルバムを少ないお小遣いで買い漁っては聴きまくり、彼らの影響でタバコを吸い始めたのはいい思い出です。(もちろんラッキーストライク)
天パなのにチバ氏のリーゼントをマネしてイタイやつになってたなー(笑)

『スモーキン・ビリー』

ロックに理屈はいらない!かっちょいいリフさえあればいい!
もうね、無敵じゃん?っていう。
最初の「ジャジャジャージャージャジャジャーン」ってギターリフを一発聴くだけで、自分の中で何かが暴れ出す。
このPVを観て聴いて何も感じない人とは、僕は友達になれそうにないです。

ギター、ベース、ドラムだけのシンプルなバンドサウンドなのに、とにかく音がブ厚い。
最初に言った通り楽器の事は詳しくないけど、アベ氏のカッティングが死ぬほどカッコイイのは誰でも分かるはず。

歌詞はタバコがモチーフなのは分かるけど、基本的には理解不能w
感覚で感じるタイプの歌詞。
でもかっこいい。
いや、だからかっこいい。

なんだこれ、最強じゃん。

『赤毛のケリー』

ミッシェルも他バンドの例にもれず、時期によって曲のテイストが変わります。
この曲はいわゆるミッシェル後期の代表曲なんですが、この頃のミッシェルを一言で表すと「終末感」といったところですかね。

世界が終わったその後、何もない荒れ果てた地の果てで鳴らされているロック。
この頃のミッシェルは、そんなイメージがどうしても頭から離れません。

スモーキンビリーやGWDやってた頃のミッシェルが一番好きな僕は、後期のミッシェルは正直あまり追っかけてなかったんですが、この赤毛のケリーは認めざるを得ませんね(何様やねんw)

ノリノリのロックといった感じではなく、なんというかロックバンドのひとつの到達点みたいなのを見せられている畏れの気持ちというか、そんなものをこの曲からは感じさせられます。

Fishmans(フィッシュマンズ)

フィッシュマンズ

こちらも伝説となったバンド。
ボーカルの佐藤氏が亡くなってから既に20年が経過しています。

未だにフォロワーというかリスペクトに挙げるミュージシャンは数知れず。
セールス的、知名度的には今ひとつだったかもしれませんが、シーンにおける影響力といった意味では計り知れないものがあります。
「ミュージシャンズ・ミュージシャン」という言葉が似合うバンドとも言えるでしょう。

ベースの柏原氏はポラリスというバンドを組んで今は活動中。
ドラムの茂木氏も今はスカパラでドラムをしているので、もしかしたら知ってる人もいるかもしれないですね。
そうです、あの欣ちゃんです。

僕がフィッシュマンズを知ったのは二十歳そこそこ。
既に佐藤氏は亡くなっていましたが、後で紹介する「ナイトクルージング」を聴いてドハマり。
「ロックって、かっこいいという感覚以外でシビれちゃうことがあるんだ」

そう気づかせてくれたのが彼らでしたね。

フィッシュマンズの存在を知ってからは、全CDアルバムだけではなく映像作品も買い漁っては、毎日のように聴いてました。

歴史を追ってみて分かりましたが、フィッシュマンズも前期と後期では音づくりが全然違います。
僕は後期のナイトクルージングから入ったので、どうしても後期の浮遊感あるサウンドを推したくなるのですが、前期のほのぼのとしたバンドサウンドも大好きです。

これから紹介する曲を聴いてフィッシュマンズが好きになったら、ぜひ他のアルバムも聴いてみてくださいね。

ナイトクルージング

多分、フィッシュマンズを好きな人に「代表曲は?」と聴くと半分くらいはこの曲と答えるんじゃないでしょうか。
YOUTUBEにはCD音源が無かったのでライブ映像を貼ってますが、さすがライブに定評のあったフィッシュマンズだけあって独特の世界観がつくられています。

うわさによると当時彼らのライブを観に来ているファンの中には「イイ物キメてる」客なんかもチラホラいたとか、いなかったとか・・・。
まあでもこのライブ観てると、そのうわさもあながち間違いではないかもなんて思っちゃいますけどね(笑)

よくフィッシュマンズの曲は宇宙に連れてってくれる、なんてレビューをよく見ますがほんとその通りだと思います。
合法的にあっち側の世界に持って行かれそう、みたいな。
特に後期の彼らの音作りは「浮遊感」という言葉がぴったりです。

ナイトクルージングを収録したアルバム「空中キャンプ」は、何かと邦楽の名盤ランキングで顔を出す名盤中の名盤なので必聴ですよ!

ちなみにクラムボンがこのナイトクルージングをカバーしていますが、そちらもオリジナルに負けないくらいのクオリティ。
どんな時間帯に聴いても、一聴すれば夜に早変わり。
ここでは貼りませんがYoutubeで見られるので、気になる人はぜひ検索してみてくださいね。

GO GO ROUND THIS WORLD!

ナイトクルージングの世界観がちょっとクセが強過ぎるかも・・・って人は、こちらの曲を聴いてみてください。
空中キャンプより少し前の時期の曲ですが、こちらは程よい浮遊感がありながらも全体的にはとてもポップな印象の1曲。
ライブでもめちゃくちゃ盛り上がっていたようです。

フィッシュマンズの音作りを時系列でざっくり言うと、
初期はとても軽快な音作りでしたが途中からダブ要素を強く取り入れたりして、後期になるにつれてサウンドは重くて深いものになっていくイメージです。

そんな中、この曲はちょうどその中間あたりに位置する曲。
フィッシュマンズらしい浮遊感もありながら、歌モノとしても十分通用するくらいポップだし、バランスの取れた良曲に仕上がっています。

THE HIGH-LOWS(ザ・ハイロウズ)

ハイロウズ

ロックを聴き始めたばかりの人でも、ブルーハーツの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ここで紹介するザ・ハイロウズは、ブルーハーツを解散した後にボーカルのヒロトとギターのマーシーが結成したバンド。
今は既に解散してますが、二人は再びザ・クロマニヨンズとして組んでバンド活動をしています。

ブルーハーツ時代はデビューがあまりにも衝撃的だったためか、若者への応援ソングをパンクに乗せて歌う、みたいなイメージがどうしてもありました。
彼らはそういったパブリックなイメージに苦しめられていたようですが、ハイロウズになってそのイメージは見事に(意図的に)取り払われ、より本格的なロックバンドへと進化していました。

僕はブルーハーツから入り、その後ハイロウズを聴き始めたのですが、音のカッコよさでいうと絶対にハイロウズ派。
もちろんブルーハーツは高校生の時に何度励まされたことか分かりません。
でも、時が経って自分の中で青さや若さが無くなるにつれてブルーハーツのサウンドでは物足りなくなり、それ以降はハイロウズばかり聴いていました。

大学生の時はライブも観に行ったりしましたよ!
神戸のチキンジョージってライブハウスでしたが、あまりの音圧と湿気と高温に失神しかけたのはいい思い出です。

当時の僕といえばヒロトをマネして頭をツンツンにし、クラッシュのTシャツにレディースの細身パンツを着用、両手には矢印リストバンド(バンドグッズであったんですw)をはめるといういでたちで講義に出たりしてました(笑)

ミサイルマン

ハイロウズはもう全曲好きなんです。
でももちろん全部は紹介できないので、まずはこのデビュー曲から。
この曲を聴いて「ああ、もう彼らはブルーハーツじゃないんだ」と感じたファンは多かったはずです。
さっき調べると、出た当時はボキャブラ天国のテーマソングにもなってたとか(笑)
いやー、いい時代だったなーあの頃は・・・。

どんなバンドもそうですが、彼らは特にライブ映像とともに聴くとカッコよさ100万倍。
ドコドコ鳴るドラムから始まるイントロ。
そこに重なってくるマーシーのかっこよすぎるギターリフ。
そしてヒロトのブルースハープがギターとユニゾンで鳴らされる。

ハイロウズの何から聴こうか迷った時は、このミサイルマンから聴いてみましょう。

ロッキンチェアー

こちらは映像なし(ずっと真っ黒ですw)のオリジナル音源。
僕の好きなロックのパターンである、1つのギターリフでゴリゴリ押してグルーヴをつくるタイプの曲です。

マーシーのギターソロも冴えまくり!
僕的にはマーシーのギターソロではこの曲が一番好きかも。

ゆらゆらさせてくれないか ふわふわさせてくれないか
地獄のような毎日で ヘトヘトなんだバタンキュー
ロッキンチェアーで眠りたい

サウンドはもちろんなんですが、ヒロトの歌詞も冴えまくってます。
ゆらゆらとか、ふわふわとか、バタンキューとか。
およそカッコよさとは程遠い言葉のチョイス。
なのにこんなにかっこいい。

いや、だからかっこいいのか。

罪と罰

この曲で幕を開ける「バームクーヘン」というアルバムが僕はハイロウズの中で一番好き。
なんというか、丸裸のロックなのに、音がとてもブ厚くて胸に迫ってくる曲ばかりなんだよね。
なんでも、自分たちのスタジオで一発録りしたというんだから、ロックの神様を呼ぶ気満々のロックンロールアルバムに仕上がるのは必然ですね。

十四才

ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズ。
全キャリア中、彼らの最高傑作と言っても過言ではない曲。
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード。
凝った音作りじゃないはずなのに、なぜか宇宙が見える気がするのは僕だけじゃないはず。

”リアルよりリアリティ”

そう叫び歌うヒロト。

・・・いや、よく意味が分からないんですけど。
でも、なんでか涙が出てくるんですけど。

ロックを聴いて「かっこいいー!」の感情以外で感動すること、あまりないので聴いてみてください。

andymori(アンディモリ)

andymori

これまで紹介した中では比較的最近のバンドです。
と言っても既にこちらも解散しちゃってますけどね。
途中に1度だけメンバーチェンジがありましたが、今は初期メンバーが再度集まって長澤知之というシンガーソングライターを入れてALというバンドで活動しています。

僕がこのバンドにハマったのは三十路近くになってから。
年甲斐もなく激ハマりしたので自分でもびっくりしたのを覚えていますw
なんというか、この年になると新しいバンドとか追うのって正直めんどくなってくるんですよね。
いい年してまだロックかよ、みたいな気持ちも出てくるし。
青春時代に聴いてたロックが自分の好みのベースになってるので、どうしてもその偉大なバンドのフィルターを通して最近のバンドを見ちゃうってのもあるし。
なので、年がいけばいくほど、なかなか心の底からエレクトするバンドとは出会わないわけです。

しかし、このandymoriを聴くと、そんなクソみたいなロジックはどこかに飛んでっちゃいました。
ほんと、ロックは理屈じゃないって改めて思いましたよ。
andymoriの1stアルバムを買った次の日、恥ずかしながら早起きしましたからね(笑)
前の晩も遅くまで何度も聴いてたのに、早くまた聴きたくてウズウズしちゃって。
学生の時はそんなことはしょっちゅうありましたけど、三十にもなってそんな気持ちになるのってすごいことですよね。

everything is my guitar

これぞ初期衝動!って感じの曲。
タイトルの通り、ギターを鳴らすのが好きで仕方ない気持ちが伝わってきます。

早口でまくしたてるように歌うスタイルも、初期のandymoriの特長のひとつ。
出てきた当時は和製リバティーンズなんて言い方もされてました。

歌詞についてですが、なんというか彼らの曲って言葉の乗せ方が洋楽っぽいんですよね。
曲のタイプは全然違いますが、吉田拓郎的というか。

ロックって日本語が乗せにくいというのが一般論ですが、これを聴いてるとそんなことないぞ?
センス次第でなんとでもなるんじゃね?と思わせてくれます。

大騒ぎしながら演奏する様子をただ映しているPVも、ただただかっこいいです。

1984

ラジオのヘビロテにもなってた、彼らの代表曲のひとつ。
上のeverything is my guitarのような前のめりのロックンロールではなく、どこか哀愁ただようミディアムテンポな1曲。

聴く人それぞれの頭の中に、自分なりのワンシーンが浮かんでくるはず。
そのシーンはきっと人それぞれなのだろうけど、色は多分みんなオレンジで同じなんだ。

ファンファーレと熱狂 赤い太陽

5時のサイレン 6時の一番星

この曲を知っちゃうと、しばらく5時とか6時になると無性に聴きたくなって困るはず(笑)
帰り道、夕焼けを見ながらこの曲を聴くと感情があふれすぎるので注意しましょう!

真心ブラザーズ

真心ブラザーズ

名前くらいは聴いたことあるかもしれません。
真心ブラザーズときいて皆さんはどんなイメージが浮かびますか?

「サマーヌード」歌ってる、ゆるいおじさん2人組。

多分そんな風に思ってる人が大半のはずです。

しかし、そのイメージは残念ながら間違っています!
いや、別に間違いじゃないんだけど、それは彼らのほんの一部の姿でして。
ロックを紹介するこの記事に、なぜ彼らの名前を挙げたのか?
それは彼らが過去に最高のロックンロールを鳴らしていたからに他なりません。

とりあえず、次の曲を聴いてみてくれたまえ(誰やねん)。

スピード

この曲がリリースされた当時、邦楽のロックシーンは騒然となったそう。
というのも、それまで真心ブラザーズ=ロックのイメージはあまりなかった。
この曲が収録されている正真正銘のロックアルバム「キングオブロック」を出すまでに、彼らは4枚のアルバムをリリースしてましたが、少なくともサウンド面ではロックのカッコよさを追求した代物ではなかった。
どちらかというといろんな音楽をポップスに仕上げて、斜に構えた鋭い視点で世の中を見下したような歌(どんなんやw)をうたうのが彼らの真骨頂でした。

しかし、「キング・オブ・ロック」で彼らは見事に大変身を遂げた。
どこから再生してもゴリゴリのロックが鳴っている、タイトルにふさわしい内容の大名盤を完成させたのでした。

歌詞も含めて、ここまで無敵感ただようロックアルバムを僕は知りません。
このスピードは、彼らの過剰な自信と毒がロックと合わさって最大限にスパークした、日本ロック史に残る大名曲。
甘いラブソングのイメージも強い桜井さんですが、元々はロックの人なんだろうなあ。
こんなヤンチャなギター弾けるんだもの。

YOUTUBEに音源が無いのにもかかわらず、どうしても紹介したかったこの曲。
「愛」なんてタイトルついちゃってますが、もちろんそこは真心。
普通のラブソングであるはずがありません。

この曲もさっきのスピード同様、名盤「キングオブロック」の中の1曲。
じっとしていられないギターリフとホーンとの掛け合いが素晴らしい、最高のロックンロールナンバーとなってます。

歌詞も歌詞でこれぞ真心といったところ。

愛とは本当に大事なものか
愛とは本当にすばらしいのか
愛は幽霊と同じもの
自分に酔ってるやつだけ見える
俺の頬をつたう涙は 決して愛のためじゃない
俺の体を流れる血が ウソをつくなと逆流する

知ったかぶりして安っぽいラブソングを量産する音楽シーンに向けて歌っているかのような毒たっぷりの皮肉が心地良いですねー。
こういった「多数派の価値観」を鋭く皮肉るセンスの良さも、彼らの魅力であります。

銀杏BOYZ

銀杏BOYZ

今では俳優としても売れっ子になっちゃった峯田和伸氏がボーカルをつとめるバンド。
元々4人だったんですが、今は峯田氏一人のソロバンドとなっています。

尚、メンバーが脱退した理由は峯田氏のこだわりが強すぎてアルバム制作に10年近くかけたから。
それだけ聞いてもクセの強いバンドだってことが分かります(笑)

僕は元々、銀杏の前身バンドである「ゴーイングステディ」というバンドが好きだったんです。
メンバーを一部入れ替えて新しいバンドになると聞いた時、どんなもんじゃい!なんて半信半疑だったんですが、そのアルバムの内容があまりにぶっ飛んでまして。
ゴイステ時代とは変わってましたが、一気に好きになっちゃいました。
どうぶっ飛んでたかはアルバムをぜひ聴いてもらいたいんですが、一言でいうと

童貞ロック少年がリミッターを振り切ったらこんなんなりました

デビューアルバムは2枚同時リリースしてますが、どっちもそんな感じです(笑)

援助交際、穴兄弟、ゲロ、挙句の果てにはフェ○チオなんて単語まで出てくる、ほんとなんでもアリの童貞青春ロック。

で、歌詞だけ見るとただのキワモノなんですが、これがめちゃくちゃかっこいいんですよ。
峯田氏の非凡なポップセンスも相まって、歌詞はドギツイ下ネタなのにサウンドはなぜか爽やかさすら感じるというか。

あと何といっても圧倒的なライブパフォーマンスですね。
その熱量はほんと唯一無二。
激しさでいうとハイロウズのヒロトですら大人しく感じるくらいです(笑)

有り余ったパワーを全力でライブにぶつけて、お客さんと気持ちを共有している。
今これだけ暴れられるロックバンドがいるでしょうか?絶対いないです。
だってギター弾いてんのにバックドロップしちゃうんですよ。
メンバー、オーディエンス、ドラムセット、あらゆる所に飛び込んじゃいます。

でも、凶暴とかそういうのでもなくて。
むしろ見てると微笑ましくなっちゃったり。

暴力的なのにおもしろい。
下ネタなのに爽快。
変な動きなのにマネしたくなる。
曲自体は普通にかっこいい。
メロディもすんごいポップ。

いろんな要素が絡まりつつ、最終的にはエンターテイメントに着地させている。
彼らの魅力はそういうところにあるんだろうと思います。

援助交際

タイトルの通り、援助交際がテーマの曲。
好きだった女の子が淫乱でしかも援助交際をしていたのを知った時の絶望感を、実にメロディアスなロックに乗せて歌っています。
カラオケで歌うとこれ、超気持ちいいですよー。
ただしタイトルからしてアレなので、できれば男子だけの時にしておきたいところです(笑)

あとこのPVも必見。
彼らの全盛期の熱量が嫌と言うほど映像に詰まってます。
当時の一部の若者たちにとって、銀杏のライブは確実にカタルシスの場になってたんだなあと、妙にしみじみ思っちゃったり。

若さってロックだね。

あいどんわなだい

シンセも入って、サウンド的にもちょっぴり進化した1曲。
こちらも思わずみんなでシンガロングしたくなっちゃうくらいキャッチー。

歌ってるのは相変わらず童貞ロック少年の恋心ですが、彼らが演奏するとかっこよく見えるのが不思議ですね。
もし自分も若い頃にバンドやってたら、ドラムセットに飛び込むのとか絶対真似しただろうなー(笑)

例にもれず下ネタだらけのPVもめちゃくちゃ面白いので合わせて見てください!
(曲に入るまでが長いので、上で貼ってるのは曲の所から始まるようにしてます)

最後に

以上、初心者の方に向けて邦楽ロックのおすすめ曲をアーティスト別にご紹介しました。
本当はもっともっと紹介したいロックはありますが、とりあえず断腸の思いで厳選して今回はこのへんでいったんお開きということで・・・。

ありきたりなロックアルバムを並べて一言二言そえるだけの、薄っぺらなロック紹介記事にだけはしたくなかったので、1つ1つがとても長くなってしまいましたがお楽しみいただけましたでしょうか?
新しい発見はありましたでしょうか?

冒頭でも少し書きましたが、今回の裏コンセプトは「名前は知ってたけどこんなかっこいい曲もあったんだ」みたいに意外性を持ってもらうことでした。
例えば真心ブラザーズという名前は知っていても、紹介した「スピード」みたいな曲もあったってことは知らなかった人も多いんじゃないかなと思います。

僕もそうでしたが、ロックとの出会いって本当に人生が変わります。
どう変わるかは人それぞれですが、考え方とか生き方とか、大げさではなく本当に変えてくれるんですよね。

ただ、これだけネットで情報があふれる現代でも、本物のロックに出会うのは難しいです。
というか逆に情報が多すぎるがゆえに、本当に触れるべきロックが埋もれがちになってるというか。
だから僕が言う「名前だけは聞いたことあるけど・・・」みたいな状況って本当多いんですよね。

今回は僕が特にお気に入りのアーティストごとに紹介しましたが、曲単位で言うとこのほかにも紹介したいロックの曲は無数にあります。
ゆら帝とかモーサムとか、僕の中で殿堂入りとまではいかないけど、シビれるロックはまだまだたくさんあるんです。

次回はアーティストごとではなく、曲単位で淡々と紹介する記事をアップする予定なので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね!