【あなたはどっち?】アフィリエイターとブロガーの違いをハッキリさせよう。

アフィリエイターとブロガーって何が違うのでしょうか?

結論から言いますと、本質は同じです。
本質とは何か、それはいずれも広告ビジネスだということです。

ただし、広告に対するアプローチの仕方が違います。

アフィリエイトを始めるうえで、
この辺の境界を曖昧にしているとえらい目に合いますよ!

ここ数年、副業をする人が増えてきています。
中でも手軽に始められるアフィリエイトは人気です。

どうやってアフィリエイト始めようかなーなんてネットで情報収集していると、必ずぶつかるのが「アフィリエイターorブロガー問題」。

肩書なんてどうでもいい、稼げるようになるかどうかだけが重要。

そういう意見もあります。

一方で、自ら「アフィリエイター」や「ブロガー」を名乗ってSNSで活動している人もいます。

一体どっちがどうで、どう違うのか。
それぞれのメリットとデメリットは何なのか。

アフィリエイトビジネスを始めて1年が過ぎた僕が、今までやって来た中で感じたことを踏まえて考えていきたいと思います。

まず最初に、僕の意見はこうです。

アフィリエイトを始める時、
アフィリエイターかブロガーかをハッキリさせておけ!

これには賛否両論ありますが、僕はどっちか決めた方がいいと思っています。
自分はアフィリエイトを1年やってきましたが、途中ブレブレになって大いに悩みましたから。

それでは違いを見ていきましょう。

アフィリエイターとは

アフィリエイターとは、文字通りアフィリエイトで稼ぐ人のことです。
サイトやブログで商品やサービスを紹介し、成果報酬としてASPと呼ばれる代理企業からお金をもらいます。

アフィリエイターは案件ありきです。
紹介できる商品の広告がまずあって、それを紹介するために記事を書き、サイトを作成していきます。

アフィリエイターは、場合によっては紹介したい商品について興味がなくても記事を書いたりサイトを作成したりします。
その理由はいくつか考えられます。

・単価が高い
・自分が記事を書きやすい
・競合が少ない

人によって広告を選ぶ基準はあるでしょうが、前提として「稼げるかどうか」がアフィリエイターの基準と言っても過言ではないでしょう。

ブロガーとは

ブロガーとはブログを書いてお金を稼ぐ人のことです。

あれ、アフィリエイターもブログやHPで記事書くんでしょ。
それじゃアフィリエイターと同じじゃん。

そう思われるかもしれません。

そうです、ブロガーもアフィリエイターと同じで、ネット上に広告を貼って、そこから得た紹介料として報酬を得ています。

なんだ、じゃあ同じってことでいいじゃん。

でも違いはあります。

それは以下のようなものです。

アフィリエイターとブロガーの違い

何が違うのかというと、広告へのアプローチの仕方が違います。

さっきも説明した通り、アフィリエイターは案件ありきです。
「さーて、どれを紹介してお金を稼ごうかな?」
このスタンスが基本です。

しかしブロガーは違います。
ブロガーは、基本的にはまず「自分」があるんです。
つまり書き手自体がコンテンツになっているんですね。

何を書くのかというと、ライフスタイルだったり、自分が持っている知識だったり。
つまりその人の生きざまとか考え方みたいなものがコンテンツになるんです。
ここがアフィリエイターとの大きな違いですね。

⇒お金のために記事を書くのか

⇒生き様や考え方を発信して自らがコンテンツとなるのか

ここが違うポイントです。

え、ブロガーって人集めて終わり?

いえ、そんなことはありません。

人が集まるということは、googleアドセンスなどの広告をページ内に貼っておけばそれなりの収益になります。

共感してくれた人を中心としたアドレスの名簿ができるので、メルマガで商品を紹介することもできます。

またブログの内容にもよりますが、持っている知識を伝えるためのサロンやセミナーといった形で稼ぐこともできます。

あれ?じゃあやっぱりビジネスじゃん。
それってアフィリエイターと同じだよね。

そう思った人はするどいです。
何度もいいますが両者は本質的には同じなんです。
ただ、何をコンテンツにするかってだけの違い。
そして広告に対してどうアプローチするのか。

アフィリエイターは案件がまずあって、それを紹介するために知識をつけてサイトを作成していくイメージです。

一方、ブロガーはまず「自分」があり、「自分」のライフスタイルだったり知識や考え方を発信していくうえで、たまたま紹介できそうな商品があったから広告を貼るイメージです。

まあそうはいっても、ハッキリ分けられない部分もあるんですけどね。

アフィリエイターの場合、紹介したい案件がたまたま詳しかったり、使ったことがあったりと、本当に紹介したいって思ってる場合もあるでしょうし。

ブロガーの場合でも、特に気に入っても無いものを記事内であたかも自分が気に入っているかのように紹介したりすることもあるでしょうし。
それはお金のためだったり、第三者からの依頼だったりと理由はいろいろあるでしょうけど。

違いをはっきりさせておいた方がいい理由

ざっとアフィリエイターとブロガーの違いを見てきました。
とにかく僕がこれからアフィリエイトを始める人に一番言いたいのは、冒頭でも書いた通り「自分はブロガーなのかアフィリエイターなのかをハッキリさせておけ!」

ってことです。

初心者のうちはツイッターとかで情報収取する人も多いでしょう。
あそこは、アフィリエイターの情報を集めようとしていると、いつの間にかブロガーばかりフォローするようになってしまう不思議な場所なので注意が必要です。

アフィリエイターを目指していたのに、ブロガーの情報ばかりを浴び続けると、厄介なことになります。

・「稼げなくてもいいじゃん」みたいなマインドになりがち

・仲間ばかりが増えていってせなれ合い、成長できない

・交流ばかりに気を取られて記事を書く時間が減る

最低限のキーワードさえ意識して、自分の思うことを発信していけば収益はついてくる」というのがブロガーのスタンスです。

せっかくゴリゴリSEOを意識して、トライ&エラーを繰り返しながら順位を上げていくアフィリエイターになる覚悟を持っていた人が、ブロガー界隈のマインドばかりにふれていると、いつしかアフィリエイターとブロガーの境界線があいまいになってしまい、なかなか結果が出なくなってしまいます。

そもそも、ブロガーというのは目指すものではないような気がします。
どっちかというと「楽しんで情報を発信していく内に、気が付けば共感する人が集まってきてビジネスになっていた」というのが本来のあり方ではないでしょうか。

いや、何もお金儲けがダメだとか言ってないんですよ。
お金を稼ぐことは何ら問題ありません。
特に興味ないものをあたかも自分が使っているように見せかけ「これいいよ!」みたいな記事を書いて収益をもらったって何も思いません。それがビジネスってやつです。

でも、そうなったら肩書はもうそれってアフィリエイターじゃないんですかね?

何がが一番しんどいかって、中途半端に「好きなことを情報発信していればお金は付いてくる」ってマインドで記事を書きつつ、「もっと収益を上げたい」って気持ちがだんだんと前に出てきてしまうことなんですよね。
でもそれも仕方ないことかなと思いますね。
最近は特に収益報告やPV数報告でマウント取り合ってる状況をよく目にするので。

その結果、発信する内容が「自分がめっちゃ好きな事」から「ちょっと興味あること」になり、それがだんだんと「自分は興味ないけど他人が好きそうなもの」になって、最終的に「儲けが大きそうなもの」になっちゃうんです。

稼げそうだから記事を書くってなった時点で、それはもうアフィリエイターですよね?

この手のブロガーの何がタチ悪いかって、そうなってしまった状況を前にしてもまだ自分を騙し続けているんですね。
「これは人のためになるから書いているんだ!」なんつって。
いや、もうそれお金の事しか考えてないから・・・。

なら初めから割り切ってアフィリエイターとして、いかに順位を上げて成約を増やせるかに力を注いだ方が効率はいいです。
中途半端に「人のために有益な情報を!」とかのマインドを持ってしまっていると非常に効率は悪くなりますって。

考えてみれば、ブロガーが収益報告することが変ですよね。
アフィリエイターじゃん、それ。
ビジネス報告じゃん、それ。

そんなことするのが目的なら、最初からお金のためと割り切って頑張るアフィリエイターでいいじゃんって話ですね。

まとめ

最後は自分の意見のラッシュになってしまいましたが、ここに書いてるのはすべて自戒を込めてのことです。

ここ1年ほどアフィリエイトをかじってきましたが、アフィリエイターとブロガーの境界が自分の中で曖昧だったので、思い返してみるとアウトプットがブレブレで効率悪かったなーと感じたので書いてみました。

これからアフィリエイトを始める人は、ぜひこの辺の意識を整理してから取り組んでみてくださいね!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

フォローする