クライマックスシリーズはいらない?メジャーのポストシーズンと比較してみる

野球大好きnagashiuchiです。

今年も日本シリーズが開幕しましたね!
パリーグは圧倒的強さで勝ち上がってきたソフトバンク
対するセリーグは、下剋上で勢いに乗る横浜DeNA
短期決戦を制し見事日本一に輝くのはどちらのチームか!?

今年のポストシーズン、これってどうなん!?

さて今年のクライマックスシリーズ
セリーグの方は波瀾というか、番狂わせと言うか、大金星というか。

レギュラーシーズンでは首位・広島と14.5ゲーム差をあけられたDeNAが、2位阪神と首位広島をCSで破り日本シリーズ出場を果たしました。

これについては「すごい!下剋上だ!」と盛り上がる人たちがいる一方で、「これってレギュラーシーズン意味あんの?」と否定的な目で見る人もいます。まあこれはCSが始まった時からある議論。今に始まったことではないです。
ただ、今回に関しては僕も思うことがあったので、ちょっと考えてみました。

メジャーリーグのポストシーズン

まず言えるのは、ポストシーズンはメジャーリーグの真似です。日本のプロ野球はすぐにメジャーの真似をしたがります。

ちょっと前でいうと、SBOの表記がBSOに変わりましたね。最近では「四球宣告制」なども導入が検討されつつあります。

それでは大リーグのポストシーズンの仕組みをみてみましょう。

まずメジャーリーグは、アメリカンリーグ(ア・リーグ)とナショナルリーグ(ナ・リーグ)に分かれています。

さらに各リーグで西地区、中地区、東地区と分かれていて、地区それぞれレギュラーシーズンで対戦します。各地区5チームづつなので、リーグで15チーム、メジャーリーグ全体でいうと30チームがいるわけですね。

で、メジャーリーグのポストシーズンは、段階ごとで「ワイルドカードゲーム」、「ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)」、「リーグチャンピオンシップシリーズ」、「ワールドシリーズ」に分かれています。順に見ていきましょう。

ワイルドカードゲーム

これは敗者復活戦の意味合いが最も色濃いゲームです。
リーグ内で地区優勝した3チームを除いたチームのうち、勝率が上位の2チーム同士で争います。1試合のみのガチンコ勝負です。
ここで勝ったチームが次のディビジョンシリーズに参加することができます。

ディビジョンシリーズ

リーグ内の地区優勝3チームに、ワイルドカードゲームの勝チームが加わった4チームで対戦するシリーズです。ここで2チームに絞られます。

リーグチャンピオンシップシリーズ

ディビジョンシリーズの勝者2チームが対戦するシリーズです。先に4勝したチームがワールドシリーズに進出することができます。

ワールドシリーズ

ナ・リーグとア・リーグそれぞれ勝ち上がってきたチーム同士が対戦する、文字通り世界一を決めるシリーズです。日本で言うところの日本シリーズですね。
2017年はマエケンのいるドジャースとアストロズが争っています。

ここまで見てきても分かるように、メジャーリーグではワールドシリーズに出場するまでに多くの試合を勝ちあがらなければなりません。
数が30チームと多いので、ポストシーズンもそれだけ段階が多くなっているわけですね。

そんなメジャーリーグのポストシーズン制を日本にもってくると、どうしても無理が出てくると僕は考えています。

日本のプロ野球 CS出場50%の違和感

例えば、メジャーの地区別というのは日本でいうと実質セ・パです。
他地区のチームとの対戦も少なくはないですが、長いシーズンをメインで戦うのは同地区チーム同士です。つまり日本で言うところのリーグ内での対戦です。

で、ポストシーズンをみると分かる通り、メジャーではワイルドカードゲームはあるものの、地区ごとに勝ち上がるのは優勝したチームのみ。5チーム中1チームしか次のディビジョンシリーズには勝ち進むことができません。

ところが、日本のプロ野球では、同リーグ内で次のポストシーズン(クライマックスシリーズ)にいけるのは6チーム中3チームまさにリーグの半分がポストシーズンに参加する事ができます。ここに問題があるのではないでしょうか?

プロ野球全体で見ると、12チーム中6チームがポストシーズンを戦う。つまり、半分のチームが日本シリーズに出場し日本一になる可能性があるということです。

これをどう捉えるかは人それぞれだと思います。ですが僕は正直、ちょっと違うよなーと思います。
それだったら、長いシーズン150試合も戦ってきた意味あんまりなくね?って考えちゃいます。

メジャーリーグでは30チーム中ポストシーズンに参加できるのは10チーム。確率は33%ですね。もう一度いいますが、日本のプロ野球では12チーム中6チーム。50%ですよ!半分です。

首位チームにアドバンテージがあるとはいえ、あまりに多すぎます。
特に今年のセリーグのような戦績だと、余計に意味なくね?と感じます。ペナントレースは一体なんだったんだーって。

2017年の日本シリーズは見てて楽しくない

そもそも今年の成績を見てもソフトバンクとDeNAの力の差は歴然ですよ。
そりゃそうですよね、リーグダントツ首位チームとギリギリ3位のチームなんですから。普通に、率直な意見として、あまり面白いとは思えない。交流戦の1試合を見せられている感じがする。

それならカープとソフトバンクのガチンコ対決が見たかったです。僕は阪神ファンですけど、野球的なおもしろさで言うと阪神よりもカープが出てほしかった。ソフトバンクと対戦しているのを見たかったと思います。

CS導入すること自体は理解できる

まあ確かに、それまでは消化試合ってのは詰まらないなとは思ってました。
優勝が決まった瞬間、それこそ何のための試合なんだろって思っていました。優勝チームが決まったらそこでシーズン終わってとっとと日本一決めればいいのにって。

でもプロ野球はあくまでショウビジネス。そうもいかないことも分かっています。球場に観に来るファンによって収益をあげてチームが成り立っているんですから。

クライマックスシリーズが導入されてからは、それまで消化試合で収益の見込めなかったシーズン終盤が盛り上がるようになりました。なのでそういった意味では興行側としては大成功なわけです。

ただし、さっきも言ったようにプロ野球はショウビジネス。つまりファンあってのものなんです。そのファンの多くが納得できないような仕組みであれば考え直す必要はありますよね。

僕の代案はこうだ

ってことで僕なりに代案を考えてみました。

まず、2リーグ制をやめて、全チームを同一リーグにする
そのタイミングでチーム数はなるべく増やしたいところですね。で、全チームで150試合近くを戦う。そこで最終的に4位以内にいたチームで日本一を争う仕組みにするというのはどうでしょう。

数を多くするのは、なるべく優勝という概念を無くすためです。1位、2位・・・といった順位ではなく、あくまで上位4チームの座を争うといった意識でシーズンを戦ってもらうようにするためです。

セリーグとかパリーグとか、狭い範囲でやっちゃうとどうしても1位は優勝、2位は2番目に強い、と無意識に思ってしまう傾向にあると思いますので。

あるいは、今の仕組みでいくのであればせめて各リーグ上位2チームのみがCSで戦うようにすする。やっぱり3チームは多いです。
・・・まあそれはそれでレギュラーシーズン意味ねーじゃん的な意見が出そうですけど。いやー難しい。

見る側の意識をいかに変えられるか

結局、日本ではリーグ内で首位だったチーム=優勝チームだという意識が未だに強いんですよ。そこをどう崩すかがポイントですね。

いや、制度的に見てもそれは事実なんですが、だからこそポストシーズンで優勝チームが脱落したりするとすごく違和感があるわけです。

メジャーであれば、地区優勝はあくまで地区内での優勝。そこから更に上の括りとなる「リーグ」内で優勝しなければならないといった段階を踏まなければなりません。

つまり地区優勝というのは優勝とはいいつつも、「まずはリーグ代表となるまでの通過点」という意識が強いんですよ。この差は大きいですよ。1段階を踏むか踏まないかだけの違いですが、この違いはとても大きい。

日本でもリーグごとの順位は通過点だよという意識を持ってもらえるような仕組みにする必要があると思います。

最後に

まあ、いろいろあーだこーだ意見があると思います。
それは裏を返せば、プロ野球がまだまだ人気スポーツだということです。
あーだこーだ言われている内が華だと思って、これから試行錯誤していってもらいたいものですね。

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